zoom in 大仲 正樹
2006年3月26日 琵琶湖オープン第1戦 木阪製作所 カップ 密着REPORT
Photo/Text by 西尾匡弘
一昨年、昨年と続き…今年も私、西尾匡弘が琵琶湖オープンのプレスを勤めさせていただく事となったので…今年もよろしくお願いいたします。今回密着取材させていただいたのは、アークロイヤルボートクラブを拠点にプロガイドとして活躍されている 大仲 正樹 プロで、以前から名前や顔などは知っていたが、どんな釣りをされるか見てみたかった事もあり…同船する事が決まった時は正直うれしかった。
今日の琵琶湖の天気は曇りでほとんど風はなく、比較的穏やかであった。春と言っても水温は10度程度…まだまだ春本番とは言いにくい中での大会となった。
6:00
今回お世話になる大仲選手とアークロイヤルボートクラブにてご対面。「会場の手伝いをしてるから、まだ全く用意が出来てない!」とおしゃるので…僕ががその会場の手伝いを大仲プロと変わり、とりあえず釣りの用意に専念していただいた。
7:30
アークロイヤルからスタート!スタート場所がそれぞれの所属するマリーナごとなので、各選手によって違うのも琵琶湖オープンのおもしろい所の1つ。自分の行きたいポイントに近い場合もあるし、反対に遠い場合もあるのだ!!
7:50
ファーストポイントのディープホールの南壁に到着。
投げたルアーは3/8テキサスのホッグワームで、今日はあまり移動せずに「粘る」との事…「持久戦かな?」と思いメモを取っていると…2投目にいきなりヒット!!上がって来たのは40cm程のバス!!あまりに大仲プロのランディングが早かったので…僕は全くカメラを構えられなかった…。
7:55
いきなりのヒットから少し落ち着いたので…ヒットした釣り方を聞いてみると…「南壁にワームをこすりながら…這わせるようにゆっくりとアップヒルに狙うだけ。」とのこと…と、言っても琵琶湖プロガイドの人。そこには何かキモがあるに違いない…。
8:10
ディープホール水中島を狙ってみる…ルアーは同じくホッグワーム。
「喰えば50はあるバスが釣れる」そうだ…大仲プロの言うベストコースでしばらくキャストを繰り返し、逆の方向からもルアーを通してみるが…既に誰かの攻めた後なのか?アタリは出なかった…。
9:00
この頃…朝一はほとんど誰もいなかったディープホールにだんだんと人が集まり…一列に船団が形成されてきた…。選手が移動してくると言う事は、あまり釣れてないだろうと容易に予測出来た。その頃、大仲プロは釣ったバスのエア抜きを入念に行う…。
9:30
ディープホール南壁をひたすら攻める!
風も出ないし…しばらく沈黙が続いたが…
突然大仲プロにヒット!!
今度は慌ててカメラを構える!
でかそうだ…!!
と、上がって来たのは…やはり50アップのバス!!
あと1本でリミットメイク~!!
狙い方は朝一と一緒で、ポイントはプリンス近くの南壁でした~。
10:00
釣れてるには釣れてるが…人は多いし、気分を変えたいとの事で…北山田へと移動!!大仲プロお得意のハードボトムを狙う…。
11:20
反応がなかったので…再び南壁へ戻る事に…どうしても後1本が欲しい!!「頼む、風吹いてくれ!!」と、大仲プロ…。少し浮気をして西壁もやってみるが、反応もないので…やっぱりアタリのあった南壁で粘る事に…。
12:00
帰着時間が迫る…沈黙していた所に…「アタった!」とまた突然アタリが…ドラマが起こりそうな予感。最後に…最後に…。
13:00
帰着 ドラマは起こらず…、結果は…2840g!!14位!!(232名中)
●今日のタックル
ロッドは全てガンクラフト製。
ベイト6本 スピニング1本。
一日通してメインに使われたのは・・・
デッドソード・ジャンク70H 14ポンド 3/8テキサス 4インチホッグ
あと1本こそは出なかったが…この成績はさすが、プロガイド!!大仲プロの釣りを見られてまた1つ貴重な体験をさせていただきました…。一日同船させていただいてありがとうございました!!