BIWAKOOPEN

zoom in 木原 義清 (第2戦 優勝)

2006年7月2日 琵琶湖オープン第3戦 シマノ カップ 密着REPORT
Photo/Text by 上口祐二

今回も引き続きプレスアングラーとして選手に同船させていただいた上口 祐二です。
さて、いままで晴れ続きでしたビワコオープンでしたがついに雨が降ってしまいました。しかもいままで溜め込んでいたような大雨が・・・そんな第3戦でプレスさせていただいたのは、前回のハイウエイト戦で一人7キロ越えを達成し1位を獲得した木原義清さんです。しかも今回シマノカップで木原選手もシマノの社員さんということでさらに気合も入ります。どのような釣が見られるのか非常に楽しみです。

朝アークロイヤルに到着し木原さんと合流し今回のパターンなどを聞いてみると、「朝一浜大津に向かいラバージグでウィードを狙う」との事。タックルもそれ用のシマノ製ロッドと跳ねラバという完全装備です!これででたら、かなりの確立で50アップだそうです。

7:50
浜大津沖に到着 水深4m 水温25℃
木原さんの得意なラインに船を着けスタート。早速跳ねラバをキャスト、トレーラーにはクロー系の物をチョイス。ウイードまで落として跳ねさせまた落とす繰り返し。まだアフター気味の魚にリアクション的に食わせる感じです。なかなか反応はありません。しかしこのパターンは時間帯によっても反応が違うそうでネバって釣りを続けました。

そうこうしている内についに問題の雨が・・・風・雨・しまいにはカミナリもちらほらといった感じです。9時過ぎにピークを迎え、あまりのきつさに木原さんも一時シャローに撤退。

10:00
自衛隊前に到着 水深3m 水温25℃
ジグヘッドに持ち替えて流していくものの「ギルか小バスのアタリ連発や・・・。」ゴミの巻上げや流入河川の激ニゴリ、雨と風の強さがわかります。しだいに雨も止み始め浜大津沖に移動。

10:20
浜大津沖に戻る 水温25℃弱に低下
先程と同じく跳ねラバに。ひたすらキャストを続けました。釣れるラインがあるるそうで、木原さんは何回も流し直していました。「ここは釣れるラインから外れている」などしきりに場所を気にしており、かなり地形に熟知されているようでした。そして最後までこのパターンで粘り続けたものの、残念ながらバイトにはいたりませんでした。そして12時過ぎ帰着。

今回は結果的にパターンにはめることはできませんでしたが、前日には同じ方法で良型を何本かキャッチされているそうです。この日は食う時間帯に当たらなかったことと、雨によるパターンのズレが釣れなかった原因でした。しかしこのパターンはハマれば相当なウェイトが出ます。今後の木原さんのビッグウェイトに期待したいです!

今回のプレスは今までで正直一番きつかったです・・・このような中でがんばっていた木原さん、本当にお疲れ様でした。同船させていただき有難うございました。

ビワコオープン2004年第3戦より、前試合上位3名のアングラーにプレスを同船させて頂き、今回のようなレポートをさせて頂くことになりました。上位入賞者の試合での一日をレポートさせて頂き、他のアングラーの参考になればという思いからの企画ですが、気持ちよく同船をお受けいただき、また詳しいレポートの公開にご協力いただき、スタッフ一同大変感謝しております。ありがとうございました。