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zoom in 松下 雅幸 (第3戦 3位)

2004.09.26 琵琶湖オープン第4戦 ラッキークラフト カップ 密着REPORT
Result 0g
Photo/Text by 上口 祐二

第3戦 第3位の 松下雅幸さん 密着レポート

ヒューマンフィッシングカレッジ学生の私、上口祐二が第3戦3位の松下雅幸さんに密着させて頂きます。

バスフィッシングプロガイド
松下雅幸さんのホームページはこちら

フィールドコンディション

天候
曇り(降水量0)
水温
25度
水況
比較的クリア
気圧
前日より1010hPaで安定
微風

 

当日は朝から曇り気味でどんよりとしていた。そんな中でも大会会場につくと非常ににぎわっていた(かなり忙しそう)。ボートのハウスに行きそこで松下さんと会った。

スタート前 とりあえずボートに乗り込み松下さんと雑談しながらスタートしやすい場所までボートを進めた。周りのボートから「松下くん、今日も釣ってくるのか?」など声をかけられていた。相当期待されているらしくプレーシャーがかかる。「いえいえ、そんなことないですよ」と、松下さん謙遜ぎみ。
そうこうしていてスタート直前、「やばい・・・ない!」何かなくしたらしいが数秒後「あった」どうやらライターをなくしていたらしい。集中するためにタバコはいるようだった。

07:30
「ロケットスタートするで。」そういってほんとにロケットスタート!すさまじいスピードで一気に南下した。
07:38
瀬田川手前のウィードエリア、たくさんのウィードが水面まででている。ここが今日、メインにねらって行くポイントとなった。最初テキサス、1/2オンスにバイスホッグでウィードの下をねらっていった。「ウィードの下についているエビをバスが捕食していてそれに似せて釣る」とのこと。実際、底まで落とさずウィードを貫通さしたあとすぐ止めてシェイクさしたりしていた。それをウィード沿いに流しながら手返しよく打っていった。真横に浚渫がありそこからフィーディング時にでてくるらしい。数日前からこのパターンが良く釣れており、60UPも出たそうだ。でれば45UPといったところだ。「1時間以内に 1匹は釣れるで」。子バスもベイトで混じっている。しかしだんだん調子は悪くなっていて、この日は潰れてしまったようだ。
08:30
スピナーベイトにチェンジ。ウィードの間を通していく。途中良さそうなウィードがあるとテキサスで打っていく。
08:47
トリプルインパクト改?(ジョイント使用。自分で改造したらしい。)「こうしたら動きがよくなった。」とのこと。
08:55
テキサスに戻す。
09:10
だいぶ流したところで、最初に来た所にいっきに戻った。途中テキサスのオンスを3/4に変える。
09:30
移動
09:40
人工島の中に到着ここでもテキサスだがシャローの菱藻とアシのところを打って行く感じだった。
09:50
ファーストヒット!・・・しかし痛恨のバラシ!「キロフィッシュだった・・・。」非常に残念ではあるがこういうこともある。しかしさすが松下さんこのあと9時55分に35センチ強ぐらいのバスを釣ってくれた。

さらに10時過ぎには30センチ強ぐらいを釣ってくれた。ここで二本揃えることができたが。「あと二本は他のエリアで釣ろう」。どうやらここでは優勝サイズは釣れないらしい。
10:15
移動
10:22
コウパラ沖(浜大津の北側のほう?)に到着。しかし到着すると「水が悪い」とのこと。昨日とはぜんぜん状況が違うらしい。スピナーベイトで探っていくが、まったく反応がない。
10:28
少し南下するもののほとんど変化なし。テキサスでウィードを探っていくが反応なし。
10:35
移動
10:47
最初のエリアに戻る。朝と同じパターンで探っていく。他の釣り人が4艇ぐらい浮いていた。状況は良くないが、「そろそろ釣れてもいいやろ」と松下さん、「日が出ているほうが釣れる」とのこと。実際このときちょくちょくと日が出ていた。しかしそれでもバスからの反応はない。 ガイドの時に釣れず「大会釣れんでいいから今釣れてくれ」といったあとに釣ってしまったらしい。ガイドの釣りで魚の前借してしまったらしい・・・。
11:25
移動
11:30
ディープホールより南側の「近江の浚渫」に到着。デッドリンガー・テキサスで探っていく。 「ガイドの底力見したる!」、底力発動?
11:49
に移動
11:50
人工島前の取水等に到着。ラバージグで柱沿いにフォールさしていく。
12:00
残り時間を山ノ下湾で釣る。真珠棚の横の川でアシ打ち。ここで前日の PM3時に45UPを3本上げているそうだ。しかしなかなか釣れない。 「俺はあきらめ悪いんじゃ」と松下さん、がんばってくれるが残念ながら釣れず。
12:50
ごろ帰着。
メインタックル

テキサスリグ 1/2・3/4オンス
使用ワーム バイスホッグ・ブラッシュホッグ・ファイヤークロー・デッドリンガー・スピナーベイト

■感想
今回ターンオーバーの影響が出ていたらしく、どの選手も苦戦していたようだった。その影響は今回の松下さんの釣りにもでていたと思う。しかし今回の松下さんの釣りは状況がよければ優勝ウエイトの7000g台を越えていたかもしれない。  今回松下さんには、いろいろと教えてもらいとても楽しかったです。スタッフや大会選手の皆さんもお疲れ様でした。次回のオープン戦もプレスをやる予定なのでよろしくお願いします。

レポーター 上口祐二 (ヒューマンフィッシングカレッジ学生)

ビワコオープン第3戦より、前試合上位3名のアングラーにプレスを同船させて頂き、今回のようなレポートをさせて頂くことになりました。上位入賞者の試合での一日をレポートさせて頂き、他のアングラーの参考になればという思いからの企画ですが、気持ちよく同船をお受けいただき、また詳しいレポートの公開にご協力いただき、スタッフ一同大変感謝しております。ありがとうございました。